いまさら聞けない入管の話 49 外国人労働者の導入について(6)
通常、労働者が熟達するにはどの位の期間が必要なのだろうか。
学校を卒業後、就職した者がどの位で一人前となれるか。人によっても違うだろうが、普通に考えれば仕事をしながら習得するのに、10年がひとつの目安となると思う。
それを考えると現在の研修制度では、そこまで技術を習得させることはできないので、期限を切った単純な作業に従事させることに成り兼ねない。
先日、建設労働者の不足について話しているテレビ番組で、外国人の研修生はどうかと論議していた際も、政府関係者は消極的であったし、それは賢明な態度であると思った。
想定外の災害に遭った我が国の復興に、来る東京オリンピックに対して整備しなければならない作業に、付け焼き刃の研修生を導入してしまっては、結局、再び現代の奴隷制度などという話になってしまうと思うのだ。
ここは新たに在留資格を創設するか、特定活動の中で指定し、その在留期間も一年から五年の間を想定し、その期間は就労している期間とするくらいでなければならないと考える。
その間、更新時において在留中の活動履歴などを精査し、更新するか乃至は帰国を促すかの措置をきちんと執ることができるというのが、条件となるだろう。
因みに入国審査官の負担が増えることとなるだろうし、不正が起こりうることも念頭に置いて、入国警備官に依る摘発、退去強制手続きなどもしっかりと機能しなければならない。
続く
学校を卒業後、就職した者がどの位で一人前となれるか。人によっても違うだろうが、普通に考えれば仕事をしながら習得するのに、10年がひとつの目安となると思う。
それを考えると現在の研修制度では、そこまで技術を習得させることはできないので、期限を切った単純な作業に従事させることに成り兼ねない。
先日、建設労働者の不足について話しているテレビ番組で、外国人の研修生はどうかと論議していた際も、政府関係者は消極的であったし、それは賢明な態度であると思った。
想定外の災害に遭った我が国の復興に、来る東京オリンピックに対して整備しなければならない作業に、付け焼き刃の研修生を導入してしまっては、結局、再び現代の奴隷制度などという話になってしまうと思うのだ。
ここは新たに在留資格を創設するか、特定活動の中で指定し、その在留期間も一年から五年の間を想定し、その期間は就労している期間とするくらいでなければならないと考える。
その間、更新時において在留中の活動履歴などを精査し、更新するか乃至は帰国を促すかの措置をきちんと執ることができるというのが、条件となるだろう。
因みに入国審査官の負担が増えることとなるだろうし、不正が起こりうることも念頭に置いて、入国警備官に依る摘発、退去強制手続きなどもしっかりと機能しなければならない。
続く
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